オンライン診療 ガイド

オンライン診療のデバイスチェック:診察前にカメラ・マイク・スピーカーをテスト - デバイスチェックリスト | ProbeCheck

オンライン診療前にカメラ・マイク・スピーカーを無料でテストするチェックリスト。ビデオ診察中の技術トラブルを防ぎましょう。

公開日2026年6月1日

オンライン診療の前にデバイスをテストする理由

オンライン診療(テレビ診察)は日本でも急速に普及しています。melmo、YaDoc、MICINなどの専用プラットフォームが登場し、厚生労働省もガイドラインを策定しています。

オンライン診療は通常15〜30分程度です。開始直後にカメラやマイクのトラブルで時間を費やすと、貴重な診察時間が短くなってしまいます。各プラットフォームも事前の接続テストを推奨しており、診察の15分前にデバイスをテストすることで、最も一般的な技術トラブルを防止できます。

カメラ・マイク・スピーカーの接続テスト

毎回オンライン診療の前に以下の3つのテストを実行してください。それぞれ2分以内で完了します。

カメラテスト

医師があなたの状態を正確に確認できるよう、カメラが正常に動作し、画像が鮮明で、適切なカメラが選択されていることを確認してください。

カメラテストを開始

合格基準:

  • カメラが検出され、映像がストリーミングされている
  • 解像度が720p以上
  • 顔が安定した照明ではっきり見える
  • 正しいカメラが選択されている(仮想カメラではない)

マイクテスト

医師があなたの症状の説明を正確に聞けるよう、マイクが声を適切に拾い、背景ノイズが最小限であることを確認してください。

マイクテストを開始

合格基準:

  • マイクが検出され、音声をキャプチャしている
  • 通常の話し声ではっきり聞き取れる
  • 背景ノイズが最小限
  • 正しいマイクが選択されている(仮想オーディオデバイスではない)

スピーカーテスト

医師の声をはっきり聞ける必要があります。スピーカーまたはヘッドホンから音声が出力され、快適な音量であることを確認してください。

スピーカーテストを開始

主なオンライン診療プラットフォーム

melmo(メルモ)

Medley社が提供するクリニック向けオンライン診療プラットフォーム。多くのクリニックで採用されています。

  • ブラウザベースで動作(アプリダウンロード不要の場合あり)
  • 接続テストページが内蔵されており、カメラ・マイクの事前確認が可能
  • Chrome、Safari、Edge対応

YaDoc(ヤードック)

Integrity Healthcare社が提供するオンライン診療システム。大手医療機関で広く利用されています。

  • 専用アプリまたはブラウザで利用
  • マイク・カメラ接続テスト機能を搭載
  • 診察前にテストページで動作確認することを推奨

MICIN(マイシン)

オンライン診療アプリ。処方箋の発行や薬剤配送にも対応。

  • iOS/Androidアプリで利用
  • カメラ・マイクの設定に関するFAQが充実
  • 初回利用時にデバイス権限の確認ガイドあり

CLINICS(クリニックス)

Medley社が提供するクラウド型クリニック経営システムに統合されたオンライン診療機能。

  • ブラウザベースで利用可能
  • 予約時に接続テストの案内メールが届く
  • 厚生労働省のガイドラインに準拠

EPARK(イーパーク)

予約受付システムにオンライン診療機能を統合。複数のクリニックで利用可能。

  • 接続テストページを提供
  • スマートフォン・PC両対応

厚生労働省のガイドラインとオンライン診療の仕組み

初診と再診の違い

厚生労働省は2018年にオンライン診療のガイドラインを策定し、以下の条件を定めています:

  • 初診:一定の条件を満たせばオンライン診療が可能(医師の判断による)
  • 再診:より幅広くオンライン診療が認められている
  • 2025年の改正でオンライン診療の対象範囲がさらに拡大

診療の品質確保

オンライン診療でも対面診療と同等の品質が求められます:

  • 医師は患者の本人確認を行う義務がある
  • 電子カルテの作成と保存が義務付けられている
  • 個人情報保護法に基づき、診療データの適切な管理が必要

保険診療と自由診療

  • 保険診療のオンライン診察は対面診療と同等の費用が一般的
  • プラットフォーム利用料が別途かかる場合がある
  • 自由診療の場合はクリニックごとに料金が異なる

プライバシーと通信環境の準備

オンライン診療は個人健康情報を扱うため、プライバシー保護が重要です:

  1. 静かな個室を使い、他の人に会話が聞こえないようにしましょう
  2. ヘッドホンを使用して、医師の声が周囲に漏れるのを防ぎましょう
  3. 安定したWi-Fiを使用し、公共のWi-Fiは避けましょう
  4. 不要なアプリやタブを閉じて、カメラやマイクへのアクセスを防ぎましょう
  5. デバイスにパスワードまたは生体認証ロックを設定しましょう

多くのオンライン診療プラットフォームはエンドツーエンド暗号化を使用しています。患者側の主な責任は、プライバシーが保たれた環境を確保することです。

通信環境のチェック

安定したインターネット接続はオンライン診療の基本です:

  • 最低要件:上り下り各1.5 Mbps
  • 推奨:上り下り各3 Mbps以上
  • Wi-Fi:ルーターの近くに座り、壁や電子レンジなどの干渉を避けましょう
  • モバイルデータ:4G/5Gの信号が良好なことを確認してください。ビデオ通話は1時間あたり約300〜500 MBを消費します

接続が不安定な場合は、診察開始時に医師に伝えておくと、必要に応じて音声のみに切り替えてもらえます。

診察前の最終チェック(5分前)

  1. カメラがオンで、顔がはっきり映っている
  2. マイクがミュート解除され、動作している
  3. スピーカーまたはヘッドホンが快適な音量
  4. 部屋が明るい(窓やランプに向かって座り、逆光を避ける)
  5. 背景が整理されている
  6. スマートフォンはマナーモード(ただしバックアップとして手元に置く)
  7. ブラウザがプラットフォームのカメラとマイク権限を取得している
  8. インターネット接続が安定している(バックグラウンドで大きなダウンロードが走っていない)

関連リソース


本ガイドは情報提供のみを目的としており、医学的助言を構成するものではありません。オンライン診療に関する具体的な指示は、必ず医療提供者に従ってください。

よくある質問

初診でもオンライン診療は可能ですか?

はい、2018年以降、厚生労働省のガイドラインに基づき、一定の条件を満たせば初診からのオンライン診療が可能です。ただし、初診は対面を原則とする医療機関もあり、事前にクリニックに確認することをお勧めします。再診はより幅広くオンライン診療が認められています。

iPhoneのSafariでカメラが動かない場合はどうすればいいですか?

設定 > Safari > カメラを「許可」に設定してください。また、設定 > プライバシーとセキュリティ > カメラから、Safariのアクセスを許可してください。iOSのバージョンが古い場合は、最新版へのアップデートをお勧めします。

通信速度が遅い場合はどうすればいいですか?

Wi-Fiルーターの近くに移動するか、不要なアプリやタブを閉じて通信を軽くしてください。多くのオンライン診療プラットフォームは音声のみの通話に切り替え可能です。事前に医師に通信環境について伝えておくとスムーズです。

オンライン診療の費用は対面診療と同じですか?

オンライン診療の費用は医療機関によって異なります。保険診療の場合は対面診療と同等の費用が一般的ですが、プラットフォーム利用料が別途かかる場合があります。事前にクリニックの料金ページでご確認ください。

どのブラウザを使えばいいですか?

Google Chrome、Safari、Firefoxが推奨されます。Microsoft Edgeも対応しているプラットフォームが多いです。Internet Explorerはサポート対象外です。ブラウザは最新版にアップデートしてから診療に臨んでください。